築30年以上の古い物件を蘇らせるべく、年末の短期間で1DK(8.5畳)をリノベーションしました。
今回は特に、床のクッションフロア張替えに挑戦。この記事ではそのプロセスや工夫、予期せぬハプニングなどをご紹介します。
物件情報とリノベーションの目的
物件は弘前市内にあるあきやさんち「Hirosaki APARTMENT」で、1DK+畳の部屋があるタイプです。今回はダイニング、キッチン、玄関フロアがリノベーションの対象です。
築30年以上経過しており、過去にリノベーションが施されていましたが、どことなく漂う「昭和レトロ」な雰囲気が否めません。そこで、年末の数日間を使って「ぱぱっとリノベーション」を決行することに!
予算と工期
- 工期:年末の短期間(48時間)
- 予算:クッションフロア代や工具費など、安く済ましたい!
1. 買い出し
弘前でも珍しいという、年末にどかっと降る大雪の中、弘前市内のホームセンター「SUNDAY」で買い物。
白系のクッションフロアを購入しました。本当は明るい茶色を選びたかったのですが、在庫がなく断念。この白系が最終的にどう部屋に馴染むのか期待と不安が入り混じったスタートでした。
2. 事前準備
既存のクッションフロアの剥がれ部分を補修し、反りを修正。今回はクッションフロアの上に新しいものを重ね貼りする形式だったため、下準備が重要でした。
反りを直すには、クッションフロア用の両面テープを使いました!
3. クッションフロア張り
サイズ調整と仮置き
まずは大きめのクッションフロアを購入し、床の形状に合わせてカット。
特に、キッチンエリアは、フロア形状が台形となっており、一般的な四角形とは異なるユニークなエリアです。その中にL字型のキッチンが配置されています。
クッションフロアを、この部分は階段状にして、この部分は斜めに切り落とさないと、と特別な調整が必要でした。
弘前市の冬は厳しい寒さですが、ネットで「ドライヤーで温めると柔らかくなる」との豆知識を仕入れ、実践!
温めながら曲げては慎重に切り進めましたが、やはりキッチン周り複雑な形状にはかなり手を焼きました。
結局、部屋全体にクッションフロアを置くだけで2時間くらいかかりました。
カット作業
クッションフロアは実際の床より少し大きめにして仮置きしていましたので、余分な部分を切り落とす作業に移ります。
この工程では、工具を駆使して綺麗な切れ目を目指しましたが、これが予想以上に難しく、綺麗に切れず苦戦。やはり単調な形状じゃないキッチンエリアで多くの時間を要しました。
結局、カット作業だけで3時間を消費。(「ぱぱっとリノベーション」とは程遠い。)
ノリ付けと貼り付け
続いてノリづけ。クッションフロア専用のノリを使い、オープンタイム(少し時間を置いて粘着力を高める工程)を意識しながら作業。ここでノリはヘラを活用して丁寧に塗り広げました。ちなみにこのヘラは、応援してくれる方からいただきました!ありがとうございます!
手がノリで少しずつ固くなっていくことを実感しながら(よくない)、2時間ほどで全部の貼り付け完了。
4. 仕上げ:コーキング
最後に、壁と床の隙間を埋めるためのコーキング作業。ここも時間をかけて丁寧に仕上げました。
ビフォーアフター:清潔感と明るさが際立つ仕上がり
リノベーション前はちょっとレトロな印象だった床が、白系クッションフロアの効果で明るく清潔感のある空間に変身しました。クッションフロアの色は、白色で大成功だったかもしれません。
部屋全体の雰囲気が一新し、部屋の魅力が大幅に向上したと実感しています。
コストと成果
- クッションフロア代:27,000円
- 工具・材料費:20,000円
- 総額:47,000円
費用対効果としては、比較的お安い予算でしっかりとリフレッシュできた点が満足ポイント。初めての床張り作業ながらも、プロ並みとはいかないものの納得の仕上がりを実現しました。
振り返りと次回へのヒント
初めてのクッションフロア張りでは、事前準備や計画の重要性を再認識しました。また、道具や材料選びにおいて柔軟な対応力が求められると感じました。次回は、壁をキレイにしたいと思います!